金融機関

金融機関のリスク管理

金融機関のリスク管理体制をチェックする役目が金融庁です。金融監督の目的は、金融機関の利用者保護や金融システムの安全維持で、金融機関がなるべく経営破たんに陥らないように、金融庁は絶えず目を配っています。
そのために、金融監督やそれと並行して行われる金融監査においては、金融機関尊守すべき法令をきちんと守っているかという点だけでなく、しくみが内部に整備されているかという点も重視されます。信用リスク(貸し倒れになるリスク)、市場リスク(資産や負債の市場価値が変動することで発生するリスク)、事務リスク(事務運営上で発生するリスク)など、様々なリスクが発生したときに、それをうまく処理する仕組みがどこまで確立しているかをチェックするわけです。
金融庁はそれと同時に、バブル崩壊で傷ついた金融システムをできるだけ早く立て直すという役割も担っています。金融機関は自己資本比率(資産に対してどれだけの自己資本があるかを示した比率)という客観的な指標を用いて。

高齢者向け産業

日本経済は90年代以降低迷が続き、長期間に見ても勢いが弱まってきています。そもそも経済を支える働き手(労働力人口)が減少を始めているので、余程画期的な技術革新や経済の効率化が進まないと、高い成長率は望めなくなっています。
しかし、すべての産業が元気を失うだけでなく、これから成長が期待できる分野もあります。その第一は、高齢者向け産業(シルバー産業と呼ばれることもあります)です。少子化で人口は少なくなるものの、高齢者は着実に増加していきます。
したがって、その高齢者を対象とする産業はこれから確実に発展するはずです。福祉や介護サービスをはじめとして、健康づくりや医療サービス、レジャーや家事代行など、今後伸びる可能性がある産業が目白押しといえるでしょう。